『蔵前れとろま』で昔懐かしのブリキ雑貨に触れる

雑貨・インテリア店

蔵前の職人さんが丁寧に手造りしたブリキ・トタン雑貨のお店

こんにちは、きりんです。
「蔵前れとろま」さんにお邪魔しました。

都営浅草線「蔵前」駅のA0出口もしくはA3出口から、徒歩1分のところにあるお店です。
駅近なのですが、裏通りにある小さなお店なので少し見つけづらいかもしれません。
店前に並んだブリキのバケツが目印です。

お弁当箱やペンケースも!シンプルレトロな素敵な雑貨たち

「ブリキ」と聞くと、大きなバケツやペール缶だったり、昔のおもちゃのイメージがありますね。
物語の『オズの魔法使い』で登場する木こりがブリキ製だった気がします。

でもブリキやトタンって私たちの生活の中で身近なところにも活躍しているようです。

お店の中を覗いてみると、
米びつ、お弁当箱、ペンケース、マグカップ、じょうろ・・・などなど。
コーヒー豆や茶葉を入れるための防湿収納缶なんてのもありました。

私のようなミニマリストにとっては、このシルバー一色のシンプルさがとても良いです。
シンプルの中にちょっとレトロさもあるところがエモいです。
ちょっと叩いた時の金属の「カンカン」という音も、プラスチック雑貨にはない魅力ですね。

「ブリキ」と「トタン」の豆知識

鉄はそのままだと酸素と結合してサビてしまうのて、表面をコーティング(=メッキ)する必要があります。
そのコーティングには2種類あり、それが「ブリキ」と「トタン」です。

「ブリキ」は、鉄板にスズでコーティング(=メッキ)したものです。
スズは鉄に比べるとサビにくいので、鉄がサビるのを守ってくれます。
サビないので、見た目も綺麗なままで長持ちします。
観賞用のおもちゃなどでブリキが使われるのはこういった理由です。

ただし表面が傷ついて中の鉄が露出してしまうと、鉄の部分から一気にサビ始めてしまうので注意です。

一方「トタン」は、鉄に亜鉛でコーティング(=メッキ)したものです。
亜鉛は鉄よりもサビやすいので、表面の亜鉛メッキはどんどんサビていきます。
ただし、表面が傷ついてしまい中の鉄が露出してしまっても、亜鉛が鉄の代わりにサビ続けてくれるので、鉄自体はサビることなく長持ちします。
それが結果的に、鉄がサビるのを長期的に防いでくれるというわけです。
長持ち・丈夫さを必要とする、家の屋根などにトタンが使われるのはこのためです。

きりん
きりん

豆知識でした。
友達にドヤ顔で教えてあげましょう。

お店の詳細情報

少しだけ昔にタイムスリップしたような気分になれるお店です。
昔懐かしの味わい深い、金属の雑貨たちに触れてみてください。

【蔵前れとろま】店舗情報

・営業時間:だいたい12:00〜18:00くらい(気分によるそうです
・定休日:月・火曜(祝日の場合は営業)
・アクセス:都営浅草線「蔵前」駅 A0出口またはA3出口から徒歩1分ほど

*お店の許可をいただいて写真撮影・投稿を行いました。

タイトルとURLをコピーしました